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「アルゼンチンを知るための54章」明石書店 2005年9月発行
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南米日系社会の日本語教育と日本在住日系就労者子弟のスペ イン語

世界には約300万人の日本語学習者がいるとされているが<sup>1</sup>、日本人移民が多かった中南米地域では4万人強で全体の1.2%ぐらいである。移住者たちが定着したコロニア(日本人及びその子孫が集住している農業移住地)が存在する国やプラジルのように130万人以上の日系人を抱えている国等を見ても、日本語学習者の詳細はブラジルで2万1千人、メキシコで6千人、アルゼンチンで約5千人、パラグアイで3千人強、ペルーで3千人弱、そしてボリビアでは600人相当である。この数には最近増えている非日系人も含まれているが、6?7割ぐらいは日系人とみていいだろう。(全文へ)

 
 

日系人子女の教育問題について:

日本で教育を受けた又受けている日系人たちの子女も、義務教育である中学校までは、多少の問題があっても学校側が卒業させているため問題はあまりないようだが、高校では入学しても中退者が増えていると報告されている。
日系人は、はじめの頃は単身で来日したケースが多かったが、92年ぐらいからは家族単位での就労が目立ち、それまで本国にいた妻子を呼び寄せ、そのまま日本の学校に転入さしたケースが多い。しかし、ゼロからスタートした子供たちは比較的スムーズに適応したと思われるが、小学校の後半や中学校の時.... (全文へ)

日系人の社会保障、主に年金加入問題について:

本来存在してはならない「派遣会社」を通じて7割以上の日系人が間接的な雇用関係の下で働いている。雇用関係である以上、雇用形態や契約期間の如何を問わず、その派遣会社は通常の雇用関係と同様に雇用主として日系人労働者を社会保険(健康保険及び厚生年金)や労災保険、雇用保険に加入しなければならない。しかし実態は、日系人の理解不足や目先の金銭的な利益追求意識もあってほとんどが社会保険に加入しておらず、自治体を通じて医療保険に相当する国民健康保険にしか加入していない(注3)。.... (全文へ)

 
 
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