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「アルゼンチンを知るための54章」明石書店 2005年9月発行
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アメリカのヒスパニック移民

■アメリカのヒスパニック移民:マイノリティーとはいえ、アメリカに存在するスペイン語圏出身者(通常ヒスパニックという)は4千万人にも上るという(全人口の14%)。ここ数十年の間に移民した人たちであり、入国審査が厳しくなった今も年間30?40万人が新たに移民となっていく。平均賃金がそう高くない月2千ドルぐらいで、失業率も.8%で、今後も増えていくとみられるため、州によっては移民者向けに8万ドル台の手頃な住宅も提供されている。その結果、ヒスパニックの半分以上が住宅ローンを抱えており、収入の約半分をローン返済に当てているという。移民に対する各種サービスや商店は増えているが、必需品の消費が主であって、米当局は、いずれの金利上昇によってヒスパニック系住民のローン負担が重くのしかかって購買力が低下することや、年金などへの掛け金未納問題を懸念しはじめている。若い労働力の多くは非熟練労働で、不安定雇用で保険等に入っていないことが多く、社会全体の年金負担を和らげるために移民を当てにしている当局としては、的はずれになる恐れもある。

スペイン語情報誌M U S A S H I No48,2005年1月?4月号
cJ.Alberto Matsumoto-IDEA NETWORK

 
 
 
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