アルゼンチン、中南米と日本
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アルゼンチン:2004年の予測 - Perspectivas para el 2004

 どの国でも年末になると次の年の経済予測がでてくるが、一般紙、専門経済誌に掲載されているエコノミストやシンクタンクの予測は下記の通りである。

■経済成長率:5.5%?6.0% (1.450億ドル規模の経済を予測)
■一人当たりGDP:3.600ドル(2003年は3.200ドル)
■輸出の伸び率:6%?8%、輸入:20?35%。
  2003年と同じぐらいの黒字確保可能(130億ドル)。
■インフレ率:6%?8%
■投資:15?20%増
■為替レート(1ドル):2,90?3,20ペソ
■失業率:13,5?16.5%
■外貨準備高:GDPの約10%。

 課題:税収増と経済成長による収入をどのように利用するかが大きなネック。海外からは債務不履行になっている債務の支払要求の圧力が高まり、国内からは州政府や政治団体、財政出動で恩恵を受けている産業等からパイの分配増圧力がかかってくる。大豆等穀物の国際価格の水準が維持されるか否かにもよるが、メルコスール内での取引にはまだ不安定な要素もかなりあり(ブラジル経済の行方)、確実に成長が保障されるものではない。債務問題についても、9月頃ぐらいからはIMFの圧力も増してくることが予想され、不履行になっている812億ドルの債券問題も今の75%削減策を撤回させられる可能性も十分にある。輸出も、真の競争率を高めなければ一年後は、あまり大きな実績にはならないという指摘もあり、主要輸出産業をはじめ輸出可能な事業への投資がポイントになる。ペソ安という為替メリットだけでは、市場の開拓ができてもその需要に対応できるだけの生産能力を維持できないのではないかという警告も産業界からある。また、個人所得が多少増えても、全体の所得配分にこれ以上格差が拡大したり、非効率な分配(失業対策の助成金等)が続けば一人当たり主に市場の半分を占めている低所得者層の購買力はこれ以上上がらないとされており、国内消費にも影響がでてくる。 (編集部(c)JAM)

出所:El Cronista, Ambito Financiero, La Nacion, Noticias, Fortuna, Mercado等。

 
 
 
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