アルゼンチン、中南米と日本
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3月から4月の間の記念日

■3月12日:「亜国紋章の日」

12 de Marzo- DIA DEL ESCUDO NACIONAL

3月12日はアルゼンチン国紋章の日である。これはスペインからの自治を決意した革命の1810年頃から公文書等で使用されるようになるのだが、実際は、 1813年になってから当時の政府であった全国評議会が政令に基づいて正式に制定したのである。しかしその後各政権が細かな改正を行ったため、原形とその趣旨を維持するために1944年4月24日、法律と法規則によって今の形になったのである。
握手している部分は当時のリオ・デラプラタ領土の団結を意味し、赤い帽子は当時自由の象徴で、短い槍は必要とあれば武器によって自由を守るという意味が込められている。太陽はアルゼンチンという新しい国を表しており、ローリエは勝利の意味である(独立戦争で独立を決定づけた戦闘を意識したと言われている)。そして、ブルーを白(銀色)はアルゼンチンの国としてスタートした時点から自然に現れている色であり、国旗やリボンにも採用されているのである。

■4月2日:「マルビーナス帰還兵の日」
  2 de Abril-DIA DEL VETERANO DE GUERRA

 アルゼンチンで4月2日といえば誰もが「マルビーナス戦争」のことを思い浮かべる。22年前、1世紀にもわたってイギリスに対して主張してきた領土権を軍の極秘作戦によって奪回した記念日なのである。軍事作戦としては勝利を収め、低迷状態にあった軍事政権も息を吹き返したように国民の団結を訴えた。国民はその呼びかけに応え多くの若者が戦場(マリビーナス諸島(英はフォークランドと称している))やその付近に送られ任務に付いた。戦争は亜国軍の降伏と全面撤退で6月14日に終結したが、649名が戦死し1500人以上負傷した。

 こうした兵士たちと島に動員された1万2千人の隊員の活躍を忘れないために1992年9月30日に採択された法律第24.130号によって4月2日を「マリビーナス戦争兵士の日」として定めた。兵士という意味は将校や下士官も含むとされており、戻れなかった者の英霊を弔うだけではなく今社会で普通の生活をしている元兵士への敬意も込められている。

 帰還してから精神上の障害で社会に復帰できなくなったり社会の中でうまく共存出来なくなった者もいるが(一時的に自殺者が増え百数十人にも上っているという推定もある)、アルゼンチン政府はその民政になってから勲章や表彰を与え、かなり充実した社会保障制度が構築された(遺族だけではなく帰還兵にも恩給を与え、低金利での住宅ローン、大学授業料の一部又は全額免除、普通公務員採用の優遇措置等)。 (c)JAM

 
 
 
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