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■日本からアルゼンチンに行くには、どこから(アメリカもしくはヨーロッパ)経由しても、南半球の裏側に位置しているため、27?30時間はかかる。時差は12時間、季節も正反対である。
■国内の移動には飛行機が適しているが、多少時間に余裕がある場合は高速長距離バスを勧める。デラックスクラスのバスはゆったりして食事付きであり、飛行機のビジネスクラス並である。
■治安は、不況の影響であまり良くないとされているが、南米諸国の中では比較的良い方である。日本の外務省から様々なアドバイスや注意が出されているが、市内を歩いたり、名所巡りにはあまり大きな問題ではない。2001年12月中旬から2002年2月頃は政治不安から各地で暴動や略奪行為が頻繁に各地で発生しており、治安が悪化している。失業率も18.5%にまで上昇しており、今後の財政緊縮策によって不安定雇用等はむしろ拡大するとみられている。今後1?2年は、社会不安の要素が多いため治安はあまり良くないとされる(暴動等は当局の取り締まりによって沈静化している)。
■最近、労働組合や政府に反対している団体のストライキや道路封鎖という抗議活動が多いため、地域によっては、スムーズに移動できないこともある。
■多くの店ではドル札の利用ができるが、飲食店等では現地通貨ペソしか扱わないところもかなりあった。2001年末まで為替はドルと1対1だったので、レートは安定していた。現在、ペソの事実上の切り下げが起きており、ドルの価値は3倍になっている。公式には1.40ペソとしているが、実態は3.40ぐらいになっている。ドルが不足しているため、毎日のように銀行や為替取引業者の前では行列が出来ている。ドルを大事にすることが寛容である。ビジネスや何らかの理由でアルゼンチンを訪れる場合は、貴重なドルを有効に使うことでかなり安くエンジョイできる。
■ホテルやレストラン、タクシーなどのサービスはここ数年非常に良くなっており、必要以上にチップは入らない(1割程度)。
■ブエノスアイレス市内特に中心部は非常にお洒落な店やショッピングモールがある。革製品の高級店やASADO(牛肉の炭火焼き)専用のバーベキュー店(PARRILLA)が多数ある。ブエノスアイレス市内の建築物にはスペイン、イタリア、フランス、イギリスの影響が明確に観られる。
■アルゼンチンはタンゴ発祥の地とされているが、誰もがタンゴを踊れるとは限らない。日本での公演のために来るグループが踊るようなステップはそう簡単でできるものではなく、通常はもっと落ち着いたリズムでかなり年輩の方でも十分に踊れるのである。
BOCAやSAN TELMO地区等では、週末になると公演でプロ負けのアマチュアカップルがタンゴを披露してくれる。カフェタンゴという店もかなりあり、決して高いわけではない。観光客向けの店でのタンゴショーは食事付きだと70ドルから100ドルはする。しかし、地元の人が行く店では、食事付きでも30?40ドルで十分にエンジョイできる。2002年以降、ペソ切り下げ後は、こうした料金もかなり下がっている(ドル換算だと半値以下である)。
■アルゼンチンの牛肉は、人工的な環境ではなくパンパ大草原で育った牛の肉なので、通常懸念されているコレステロール度が極めて低く、赤身の肉である。ステーキも通常の場合でも250?300グラムはある。炭火焼きでじっくり1時間ぐらいかけて焼くASADOは、一人あたり1キロの計算で焼く。脂をゆっくり落として焼くため、お腹にもたれないのが特徴である。また、塩味のみでいかなるソース類も付けない。輸入飼料など一切使われていないため「狂牛病問題」はない。
現地の精肉屋さんでは、ロース級の肉でも1キロ200?300円で買える。
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