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(会報Argentina 第39号、2003年1月-(社)日本アルゼンチン協会)
12月の5日から7日東京ビックサイトで開催された「第2回自然の恵みフェアBioFach Japan(日経新聞社主催)」では、アルゼンチンのオーガニック商品が数多く紹介された。ワインからオリーブオイル、濃縮ジュース、砂糖、蜂蜜、ジャム、にんにく、乾燥フルーツ、豆/穀類、マテ茶等21社の商品が展示された。
また、このために来日した亜国認証協会CAPOCのSALA氏と有機食品生産者輸出グループOrganAr等他二人が「アルゼンチンの有機生産─その現状と未来」について講演した(亜国大使館商務部主催)。
アルゼンチンは、南米でもいち早く有機認証制度の法体系を整備しておりもっとも輸出が多いヨーロッパの制度と同等の仕組みを採用している。EUの制度を受け入れる国には第三国の地位をもって輸出が出来るようになっている。しかし日本に有機の表示で輸出するためにはJASを取得するしかない。
広大な土地、多様な気候と自然環境が恵まれているため、アルゼンチンはもっとも有機栽培や有機食品に適している環境が整っている国である。現在、22万5千ヘクタールの農地と300万ヘクタールの牧場地が有機用である。穀類が65%、加工食品が27%で生鮮野菜と果物が7%を占めている。認定されている生産者は1,664社又は個人事業主であり、生産の85%が輸出されている。その8割がヨーロッパ向けである(輸出量は3万8千トンで穀物、油製品、果物等)。
日本への輸出品目として可能性が最も高いのはワイン、オリーブオイル、ハーブ、ジャム、蜂蜜等であるという専門家のアドバイスもある。しかし、JAS取得なしではこの付加価値を示すことはできない。
今回のような試みは互いに情報交換と貿易拡大のきっかけになったには違いないが、実際、店舗にアルゼンチンのオーガニック商品が列ぶにはまだ時間がかかりそうである。
(アルベルト松本 当協会理事)
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